札幌の中心部、バスセンター前から徒歩圏内に素敵なカフェがあることはご存知でしょうか？
国や北海道に有形文化財として指定されている『旧永山武四郎邸』と『旧三菱鉱業寮』。その一室に2018年、『和洋折衷喫茶 ナガヤマレスト』がオープンしました。
文化財だけあって、他のレトロ喫茶とも一味違う、見どころ盛りだくさんな喫茶店、ナガヤマレスト。
今回はその魅力をたっぷりお届けします！
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この記事の目次
和洋折衷喫茶ナガヤマレストの基本情報（住所、営業時間、定休日、駐車場など）
基本情報
| 住所 | 札幌市中央区北2条東6丁目 札幌市旧永山武四郎邸及び札幌市旧三菱鉱業寮内 |
| 営業時間 | 11：00～22：00 |
| 電話番号 | 011-215-1559 |
| 定休日 | 毎月第2水曜日、年末年始 |
| 支払い方法 | 現金、クレジットカード |
| 駐車場 | なし |
| 禁煙／喫煙 | 禁煙 |
ナガヤマレストは、永山記念公園内の旧永山武四郎邸に隣接する旧三菱鉱業寮の1階にあります。
一部の門が閉鎖されていたり、入った場所によっては敷地内をグルっと歩かされ遠回りすることになるので、サッポロファクトリーのアトリウム出口から向かうのが迷わず最短でアクセスできます。
有形文化財の建物は見どころたくさん
ナガヤマレストがある旧三菱鉱業寮は国の登録有形文化財、隣接する旧永山武四郎邸は北海道の指定有形文化財にそれぞれ指定されています。
入口をくぐると、当時の雰囲気が随所に感じられます。
誰でも閲覧できる各種の展示や図書資料に加え、貸室利用も行っています。
会議や催し物の他、映画やCM撮影にも利用できるそう。
ノスタルジックな雰囲気満載で、フォトスポットとしても最適。歴史好きな人にとってはつい時間を忘れてしまうほど楽しめるポイントがたくさんありました。
単にカフェ利用目的だけではもったいないくらい見どころがたくさんありますから、時間があればゆっくり館内を見学してみるのも良いでしょう。
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ナガヤマレスト店内の様子
開拓時代の息吹を感じながら廊下を進むと、目的の『和洋折衷喫茶ナガヤマレスト』入口が見えてきます。
目立つ看板と特徴的な扉があるので、迷うことは無いでしょう。
木製にガラス窓の暖かみある扉をくぐると…
素敵な花のインテリアがお出迎え。
また入店するとすぐにレジカウンターがあるため、店員さんが案内してくれます。
ちなみにレジ前ではオリジナルグッズやギフトを販売していますよ。
店内の座席はこんな感じ。
座席数はテーブル席が18席、カウンター席が4席の22席（夏季はテラス席も開放されます）。
昼時ということもあって店内は満席で待ちが発生していました。実際、私が訪れた際も満席で席が空き次第の案内ということで、電話番号を伝え一旦カフェを後に。館内を散策して待ちました。
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ナガヤマレストのメニュー
ドリンクメニュー
ドリンクメニューはかなり豊富。喫茶店らしく、コーヒーや紅茶をはじめアルコールも用意されています。
また各種ソーダやコーヒーにソフトクリームを追加してフロートにすることも可能です。
フードメニュー
フードメニューも充実しています。
カレーやビーフシチュー、サンドイッチにデザートはパフェやプリンアラモードといった昔ながらの喫茶店、洋食屋といったメニュー。
キッズメニューも用意されていますのでお子様連れでも大丈夫です。
ギフトメニュー
お土産として持ち帰ることができるコーヒーや紅茶、クッキーのギフトセットも販売していました。
季節限定メニュー
レギュラーメニューの他、季節限定のメニューもあります。
ランチセット
また、11:00～15:00のランチタイムでは、ドリンクやサラダにスープ、テリーヌなどが単品で頼むよりもお得になるセットメニューも。
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迷いに迷って…いざ実食
メニューが豊富で迷ってしまい中々決められなかったのですが…今回はフードメニューから「オムライスビーフシチュー」、冬季限定メニューのデザートから「ナガヤマしるこ」、そしてドリンクはメロンソーダフロートと夏みかんソーダフロートを注文しました。
オムライスビーフシチュー
ビーフシチューは濃厚ながらも優しい味で、これぞ洋食屋のビーフシチュー！といった感じ。卵はふわトロでビーフシチューとの相性抜群でした。
ちなみにライスはチキンライスなどではなく白米でしたが、そのほうがシチューの味を邪魔せずグッド。
付け合わせのグリル野菜もクセが無く美味しいです。
意外とボリュームもあって、空腹の成人男性でもしっかりと満足感を感じられたので、コスパは良いかと思います。
ナガヤマしるこ
冬季限定のナガヤマしるこは、餡と具材が別々に提供されます。
見た目にも美しいプレートで、これが本当におしるこ？と言いたくなるくらいオシャレな盛り付けですね。
ちなみに餡の味は通常のつぶあん以外にも、白あん、抹茶、さくら、栗、かぼちゃと様々なバリエーションから選べます。今回はつぶあんを選択。
餡は非常に優しいお味で、お団子やお餅以外のフルーツにも合うように計算されていると感じました。
とはいえしっかりと甘さもあるので、合間に付け合わせのお漬物を挟むとまた口の中がリセットされて最後まで美味しく頂けます。
ソーダフロート（メロン／夏みかん）
こちらも喫茶店といえば！というクリームソーダ（ソーダフロート）。クリームソーダ好きの人なら見ているだけでワクワクするのではないでしょうか？
ソフトクリームはミルク感強めのミルクソフト。
ソーダも、色だけのメロンソーダではなくしっかりとメロン果汁の味が感じられました。夏みかんのほうは甘いだけでなく酸味や少しのほろ苦さが感じられる大人な味で、よりサッパリとしたい人におすすめ。
実は事前に口コミを調べて行ったので期待値がけっこう上がっていただけに、実際はどうかな？と思っていたのですが、そんな心配は全く無用でした。
どのメニューも期待を裏切らない、期待以上のクオリティで大満足です！
文化財のカフェで優雅なひと時を
今回は『和洋折衷喫茶ナガヤマレスト』をご紹介。
当時の面影を残したままの店内や施設は、カフェ目的で訪れた人でも一見の価値アリです。
ぜひ開拓時代の雰囲気を感じつつ、優雅なひと時を過ごしてください。
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