冬の札幌の代名詞とも言える【さっぽろ雪まつり】。
市民はもちろん全国から、はたまた海外の観光客もが注目する一大イベントです!
雪まつりは迫力満点でありながら、細部まで繊細に作られた美しい雪像が主役。
ですから会場はもちろん寒い冬の屋外です。
メイン会場の大通公園は実に1~12丁目という広範囲。
寒さに慣れている道民でさえ、しっかりとした防寒・準備をしなければこのイベントを心から楽しむことはできないんです!
そこで今回は、さっぽろ雪まつりを思いっきり楽しむための服装・靴・持ち物など、ポイントをご紹介します。
大通会場のほか、すすきの会場とつどーむ会場でも開催される雪まつり。
会場ごとの特色に合わせたポイントを要チェックです!!
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この記事の目次
基本の服装はこれでバッチリ!
地下歩行空間などで催される一部のイベントを除き、雪まつりの会場はもちろん冬の屋外。
防寒対策はもちろんですが、冬の雪国あるあるに対応した服装が快適に楽しむポイントになりますよ!
大通会場・すすきの会場
さっぽろ雪まつりのメイン会場である大通会場は、札幌のシンボルともいえる大通公園、西1丁目~西12丁目までをすべて使った広範囲の会場です。
雪像見物のほか、飲食ブースが並ぶ食のコーナーやスケートリンクなどもあり、会場の端から端まで歩いて楽しむと滞在時間も長めになるでしょう。
また、夜のライトアップ時はさらに気温が下がります!
すすきの会場は、札幌駅前通の南4条から南7条が歩行者天国となり、キラキラ輝く氷像が並びます。
会場をぐるっと見て回ってもそれほど時間はかかりませんが、夜間のライトアップ時はきちんとした防寒がポイントに!
防寒第一!でも建物内は暑い。
雪・氷のイベントですから防寒は第一!ということは誰しも想像しますよね。
ですが、ここに思わぬ落とし穴が!
冬の雪国は建物内が非常に暖かいのです。
デパートや商業施設内はもちろん、地下街も暖かいエリアが多くなっています。
寒さ対策で着込むことを優先しすぎると、地下の移動時やお店を見て回ったりするうちに汗をかいてのぼせてしまったり、汗が冷やされて体調を崩してしまうこともよくあります!
インナーに吸湿速乾素材のものを着たり、コートの中には脱ぎ着しやすい前開きのフリースやパーカーを取り入れて、すぐに温度調節ができる服装がベストです。
防水・撥水加工は正義!靴にもお忘れなく
2月の上旬に開催されるさっぽろ雪まつりですが、近年、開催期間中には気温が高く雨が降ることもしばしば。
水分の多いみぞれ雪が降ることもありますので、上着はできるだけ防水や撥水加工をされているものがおすすめです。
気温が低くても、吹雪の場合は雪でコートがあっという間に覆われることも冬の札幌の常識。
雪予報の日であれば、ウールなどのコートは避けて、ナイロン製など掃えばすぐに雪が落とせる素材が快適です!
同じく、靴にも防水スプレーをお忘れなく!
特に、スウェード素材などのおしゃれなブーツは溶けてぐちょぐちょの雪にすぐやられてしまいます。
水の染みたつま先ではその後の雪まつり観光は絶望的…。
忘れた場合はコンビニでも調達できるはずなので、とにかく早めにシューッとかけちゃいましょう!
道外からお越しの方へ…冬靴じゃなきゃ歩けません!
雪の降らない地域からさっぽろ雪まつりにお越しの方、「冬靴」はお持ちですか?
防寒靴ではありません。
靴底に、雪や氷の上を歩いても滑りにくい加工が施されている靴です。
雪まつり会場は、多くの人が同じ道を通るため雪道が踏みしめられツルツルに!昼間に少し溶け、夕方から凍り始めるとスケートリンク状態になることも珍しくないんです。
冬靴を履いていなければ、冬の札幌観光で大けがをしてしまうかもしれません!
冬靴がなければ、お持ちの靴に取り付けられる滑り止めバンドなどもありますので、必ず足元は万全の状態で雪まつりを楽しんでくださいね。
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つどーむ会場
親子連れに人気のつどーむ会場は、チューブスライダーなど雪を存分に楽しむアトラクションがたくさん!
雪の中で写真を撮ったり、スノーモービルでラフティングボートを引っ張るスノーラフトなど、大人も雪を楽しめる会場です。
見物がメインとなる大通会場やすすきの会場とは異なり、スキーやボードのウエアが大活躍します。
スキー・ボードのウエアが正装!
雪や氷のアトラクションが満載のつどーむ会場では、スキーやボードのウエア上下が正装ともいえます!
大人もOKのチューブスライダーや親子で滑ることができる滑り台、雪の中で写真を撮れるスポットなど、お尻やひざを気にせず楽しめる服装がベストです。
また、しばらく着ていないウエアには、防水スプレーをかけておくとより安心ですよ。
各アトラクションの待ち時間の寒さ対策を!
屋外のアトラクションは大変人気なので、並び列が発生します。
お子様が一人で滑る場合などは、保護者は下で棒立ち!
じわじわと寒さが襲ってきますので、待ち時間が発生した場合を想定した防寒もポイントになります。
貼るタイプのカイロや、靴の中に入れられるカイロなどを上手に利用してくださいね!
つどーむ内でもイベント盛りだくさん
つどーむ会場はドーム内にもアトラクションがたくさん設置されています。
多くがバルーンを用いたふわふわのアトラクションなので、お子様は飛んだり跳ねたり大忙し間違いなし!
汗をかくことも予想されるので、脱ぎ着しやすい服装と、下着の替えがあると安心ですよ。
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雪まつりで大活躍!な持ち物はコレ
ここからは、「持っててよかった!仕込んでよかった!」という雪まつりのお役立ちアイテムをご紹介します♪
カイロ
冬場のイベントではやっぱりカイロはマストアイテムですね!
貼るタイプのものを、腰やお尻に仕込んでいけば、下半身から温まることで上半身の血の巡りも良くなり全身がポカポカに。
肩甲骨の間やお腹に貼るのもおすすめですが、その上にしっかり着込むと屋内では暑すぎ…なんてことになりやすいので要注意です。
貼らないタイプをポケットに入れたり、靴の中に入れられるタイプを仕込んでおくとより快適です♪
腹巻
近年は防寒グッズとしてもじわじわ人気が上がっている腹巻。
お腹はもちろん、腰もぐるりと温められるのが腹巻の良いところ!
「お腹を温めるだけでこんなに全身が温まるんだ…」と感動しますよ。
カイロが入れられるポケット付きのものも。
最近はおしゃれなデザインのものも多く、下着売り場で簡単にゲットできます♪
軽量ダウン
アウター、上着の中に着られる薄型の軽量ダウンは便利!
丸めてポーチに収まるものなら脱ぎ着も持ち運びもストレスがありません。
襟のないもの、袖のないベストタイプはより着ぶくれせずに暖かさをアップしてくれますよ。
帽子・耳あて・フード付きアウター
極寒の地に住む人には当たり前なのですが、冬の風が強い日、どこが一番つらいかと言うと耳!なんです。
冷たい!痛い!という段階を超えると、「耳どっかに落っことしたかも!?」となります(真顔)
帽子を被ると体感温度も上がりますが、どうせなら耳まで隠れるものがおすすめ。
帽子や耳あてに抵抗感がある人は、フードの付いている上着を選んでみてください。たぶん、気づけばずっとフードを被っているはずです(笑)
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飲み物・おやつ(お子様連れ)
雪まつり会場では飲食コーナーも設置されていますが、全国・海外の料理や人気店のメニューが集まるため、行列ができることも多いです。
また、期間中は会場周辺の飲食店も混雑がみられます。
天気が悪いなか人混みのなか、並んで待つのは親も子も辛い…ということで、お子様連れなら水筒に飲み物や、立ったまま食べれられる軽食を持参するという声が多く聞かれます。
幼児はもちろんですが、小学校高学年くらいのお子様まではこの備えがあると安心です♪
マスク・除菌シート(インフルエンザに注意!)
「雪まつりに行くとインフルエンザになる」
これは札幌市民の中では有名な話で(笑)
国内外からたくさんの観光客が集まり季節は2月、インフルエンザが流行らないわけがないんですね。
マスクやネックウォーマーで口元を防御したり、飲食ブースでは除菌シートで手を拭くなど、簡単な予防が絶大な効果を発揮しますのでぜひ実行してくださいね!
完璧な事前準備で雪まつりを100%楽しみましょう♪
今回は、さっぽろ雪まつりを思いっきり楽しむための服装・靴・持ち物など、ポイントをご紹介しました!
屋外・屋内の寒暖差や、湿った雪に降られてしまった場合は体調にも直結。
北の大地の自然をなめることなく(笑)、あらゆる場面を想定した丁寧な準備が、雪まつりの楽しさを左右します。
準備を万全に、札幌の冬の大イベント「さっぽろ雪まつり」を100%楽しんでくださいね♪
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